Octa Roboticsが、異種複数ロボット間の協調動作を可能にするRFA B 0004 準拠の新サービス「LCI Sem」をリリースしました ー 当社特許が標準必須特許に採用されました ー

株式会社Octa Robotics(代表取締役:鍋嶌 厚太)は、RFA B 0004「ロボット群管理 インタフェイス定義」に準拠した新サービス「LCI Sem」をリリースしました。

2024年9月18日、ロボットフレンドリー施設推進機構(RFA)がRFA B 0004「ロボット群管理 インタフェイス定義」を発行しました[1][2]。この規格は、施設内の特定の空間を、利用権が必要なリソースとしてサーバーが管理することで、自律分散的に稼働する異種複数のロボット及びロボットシステム間の調停を行い、ロボット同士のすれ違いを実現するとともに、ロボットのリソース利用状況をモニタリングするためのAPIを規定しています。

当社は、同規格を策定するRFAロボット群管理TCに発足時から参加し、その議論に積極的に貢献いたしました。同規格の発行にあたり、当社の特許第7161813号が標準必須特許として採用されました。

この度新たにリリースしたLCI Semは、これまでのLCIと同じ通信路を用いて、エレベーターAPI、自動ドアAPIと一貫したAPIで利用することが可能です。

 

LCI Semには、経済産業省による補助事業「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業(ロボットフレンドリーな環境構築支援事業)」の成果を活用しています[3][4]。

 

関連リンク

Octa Roboticsが、異種複数ロボット間の協調動作を可能にするRFA B 0004 準拠の新サービス「LCI Sem」をリリースしました (PRTIMES)

[1] RFA B 0004「ロボット群管理 インタフェイス定義」, 2024年

[2] RFA 規格(サービスロボットの移動の円滑化 ― ロボットが共有して利用する画像標識 RFA B 0005 : 2024)

[3] 森トラスト、ソフトバンクロボティクス、Octa Robotics、三菱HCキャピタルにおける研究開発が経済産業省のロボットフレンドリーな環境構築支援事業に採択

[4] Octa Roboticsが実施する「RFA規格に基づくロボット・建物設備連携と標準化の推進」が、経済産業省の「ロボットフレンドリーな環境構築支援事業」に採択されました